馬鹿な子ほど可愛い
ある日の事。
中期のCランク任務もあらかた片付き、八班は紅の指示の元、今夜の野営地を決めた。
「さ、後は里に戻るだけだけど、最後まで気を抜くんじゃないわよ。見張りは順番で、身体を休めるわよ」
「はーい」
「ハイ・・・・」
「・・・・」
シノ、キバ、ヒナタは三者三様の返事をして紅に従う。
「じゃあ、最初は私とヒナタで見張りをするから、シノとキバは休んでなさい」
紅とヒナタは焚き火の傍を離れてざっと飛び上がると、木々の中に身を隠してしまった。
シノとキバ、赤丸は焚き火の傍にぽつんと取り残された。
「・・・よし、少しでも身体を休めるぞ」
「ア、俺。その前にトイレッ」
キバはシノの言葉を遮り草叢に大急ぎで分け入っていく。
実はキバは随分長い間トイレを我慢していたのだ。
焚き火が遠くに見えるほどに草叢の奥にキバは分け入ると、おもむろに前を寛げて堪えていた物を解放する。
待ち侘びた開放感にキバはブルリと腰を震わした。
「・・・はぁー・・」
「随分溜めていたな」
「なっ・・・?!シノ!」
ビクリと体が揺れて危うく自分の服を濡らしてしまう所だった。
気配を殺して後ろに立たれて、不覚にもキバは全く気付かなかった。
「なななっ・・・!見んじゃねえよっ!!」
「いや、俺も見るつもりは無いのだが。単独行動はするなと言われただろう」
生理現象は急に止められるわけも無く、マジマジと他人の目に晒されてキバは自分の顔が瞬時に熱くなるのを感じた。
「こっち、見るなってっ・・・!!」
キバの言葉に従うでもなく、シノは腕を組んだままじっとキバに目線を固定させている。
やっと全てを出し切りキバは大急ぎで自分のものを下着の中に仕舞い込もうとしたが、その時キバの鋭い聴覚が音を拾った。
シノがくすりと鼻で笑ったのだ。
「なんだよ・・・」
「どうした?」
そ知らぬ振りをしてシノは返す。
「何笑ってんだよ」
「お前の気のせいだ」
キバは一部始終見られた恥ずかしさと相まって一気に頭に血が上ってしまった。
「いいやっ!ぜってー笑った!!何見て笑ってんだよっ!!」
「・・・・いや、可愛らしいと思ってな」
キバは顔から火が出てしまうかと思った。一気に体温が上がる。
「なっ!何がだよっ!!」
シノは無言でキバの下半身に目を向ける。
「!!!俺のは可愛く無いッ!普通だ!」
思わずキバはシノの目から隠すように自分の股間の上に両手を置いた。
「いや・・・なかなか。可愛かったぞ」
「可愛いって、なんだ!!俺のは普通だっ!!」
「普通・・・か?」
「えっ・・」
キバが吠えるのにも動じずに逆にシノから淡々と問い掛けられて、キバは少し勢いを削がれてしまう。
「え・・・俺、の。普通だろ・・・?」
「普通・・・」
言ったきり黙りこくるシノの前で、段々キバは不安になってきた。
まあ、自分のモノはそれほど大きいといえないにしても普通であると思っている。
以前ナルトと温泉に入った時も、形といいサイズといい似たりよったりなんだなーと思った事を覚えている。
特におかしな所は無いと、キバは自分では思っていたのだが・・・・。
「俺の・・・おかしいか?」
「何とも言えないな」
「・・・・・」
「キバ。勃起させてみろ」
パカリとキバの下顎が下に落ちた。
シノは今、なんと言った?
口を開けっ放しのキバに構わず静かな声でシノはもう一度言う。
「キバ、勃起させてみろ」
「・・・・ハアッ?!」
開いた口が塞がらないとはこの事だ。
それは一体どんな必要性があるというのだろう。
「確かめてやるから勃起させてみろ」
正気の沙汰ではない事を言ってのけるシノの表情は恐ろしいほどに真剣だった。
逆に驚き戸惑う自分のほうが間違っているのかとキバは思ってしまいそうだ。
いや、でも。それはおかしいだろ。
「いや、シノ。それおかしいって!!」
キバが我に返ると驚くほど近くまでシノが詰め寄っている。
「何を恥ずかしがる。男同士だろう」
何故か今のシノには有無を言わせぬ迫力がある。
「おかしな奴だな。大きさと形がおかしくないか確認したいのだろう?」
いつの間にかキバが聞き分けなく駄々をこねているような形勢になりつつある。
お、俺が間違ってるのか?
思考がフリーズした瞬間、シノが軽くキバの足を払った。
とすんと、草叢の上にキバは仰向けになる。
シノは素早かった。
キバの足の間に膝を割り込ませ、閉じられないようにする。
キバの両手はシノに片手で易々と頭上に縫いとめられてしまった。
「シノッ!ふざけんなっ!!」
「いや、ふざけてなどいないが」
シノは更に身体全体で覆い被さるようにしてキバの抵抗を抑え込む。
「あ・・・!」
キバの両足の間に割り込ませたシノの膝がグリとキバの股間を刺激した。
薄暗い藪の中でも分かるほどにキバの頬は上気する。
シノは片手でキバの上半身の動きを押さえつけたまま、開いた片手をするりと下方に滑らせる。
閉じる事も出来ないキバの足の間を、シノはズボン越しに揉みしだいた。
幼いキバの性器は抵抗する事も出来ずに反応を返してしまう。
「やっ・・!やめ・・・」
「硬くなってきたぞ」
キバの制止も聞かずに、シノは無遠慮にキバの下着の中に手を潜り込ませた。
「うあっ!」
直に握りこまれ、キバの背が勢い良くしなる。
シノの手の中でキバの花芯は硬く張り詰めて、先端から零れた先走りの蜜がシノの掌を濡らす。
「随分大きくなったな。見せてみろ」
シノは下着ごとキバのズボンを膝上までずり下げた。
「ひ・・・!」
突然に外気に晒されて、キバの中心がビクンと跳ねた。
「ふむ・・・・」
検分するように、シノの指はキバの性器を上下になぞる。
遠くから届く焚き火のオレンジの光にちらちらとキバの雄は照らされている。
はっきりと形を確認できる自身を目にして、キバは羞恥の余り身が焼かれるようだった。
「んっ・・!んあっ!」
先端から堪えきれずに溢れる蜜を塗り込めるように、シノの指は強弱をつけてキバを扱き始めた。
「また少し、張りつめて大きくなったぞ」
仰向けに寝るキバに添い寝する格好で、シノはキバの耳元で実況を報告してくる。
「あっ・・、ああっ・・!」
キバは既にシノに抵抗する余裕は無い。
先走りの雫だけで、グチュグチュと大きな水音が立つ。
キバの腰は無意識に上下に揺れ、膝はガクガクと笑う。
「や・・、シノッ!」
限界が近くなり、キバが切羽詰まった声を上げる。
「服が、汚れてしまうな・・・」
ぽつりとシノは呟くと、半身を起こしおもむろにキバの限界間近の性器を口に含んだ。
「ああぁっ!」
驚いたキバは自分の腰の上のシノの頭を必死に押しやろうとするが、シノはびくともしない。
逆にキバの動きを咎めるかのように、舌先を尖らせて柔らかいキバの先端を抉ってくる。
シノは舌を広げて先端全体を叩くように刺激し、キバの吐精を促す。
キバはひとたまりも無かった。
「ああぁーーーっ!!」
キバはシノの頭を抱きこむようにして腰を震わせた。
そのころ、紅とヒナタは見張りの交代時間が来たのでシノとキバを探しに野営地に戻ってきていた。
「あら、あの二人何処に行ったのかしら。ヒナタお願い」
「ハイ・・・。白眼!!」
おしまい。
ホモばれました(笑)